夏公演記録&裏方紹介
- 劇団WICK
- 2023年9月30日
- 読了時間: 6分
皆さんこんにちは!今回は2023年8月に行われた夏公演「MAMMA MIA!」の公演レポート+劇団WICKの裏方紹介の二本立てです(^▽^)/
① 夏公演記録「MAMMA MIA!」
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(あらすじ)
エーゲ海の小島で一人、ホテルを切り盛りするドナ。彼女の娘のソフィ―は20歳になり、ボーイフレンドのスカイとの結婚を控えています。
そんなソフィにはある悩みがありました・・
それは、自分の父親が誰かわからないということ。
自分が何者であるか知るために、若かりし頃のドナの日記を盗み読みして、三人の父親候補の存在を突き止めます。
まだ見ぬ本当の父親とバージンロードを歩くことに憧れを抱くソフィは、母に内緒で彼ら(ビル・ハリー・サム)を結婚式に招待してしまいます!
そうとは知らず結婚式の準備にいそしむドナ。島に帰った古き良き友人であるロージー・ターニャと語り合いながら、自由奔放に人生を謳歌していたあの頃を思い出します。
ところがそこに、ソフィーの父親候補(ドナにとっては‘元カレ’)が突然やってきて、ドナは大混乱!
彼らと話す中でドナ・ソフィそれぞれの気持ちが揺れ動き、母娘の関係も変わっていきます・・
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ドナとソフィは無事結婚式を迎えられるのでしょうか。
続きはぜひ、ご自身の目で確かめてください!
当団は今回の公演において、脚本演出担当を中心に「踊って、歌えば、人生は最高だよ」というメッセージを込めました。
観客のみなさまにそのメッセージが届いていれば、嬉しく思います!
さて、総勢300名を超えるお客様にご来場いただいた本公演。
2023年1月の演目決定以降、8か月かけて本番まで走り切った成果を多くのお客様に届けられて嬉しい限りです!
それでは写真でほんの一部だけ、舞台本番の様子を切り抜いてお届けします!
(全シーンをお届けすることはできませんので、写真の選定は中の人の独断と偏見によるものです💦ご了承ください・・!)

親友のアリ・リサに囲まれて、母親の日記を盗み読みするソフィ(中心)。
アリは「普通は母親が、娘の日記を盗み読みするものよ~」と一言(笑)

21年前に同じ場所を訪れ、それぞれがドナと恋に落ちた個性あふれる「父親候補」の三人(左からビル・サム・ハリー)。ドナを装ってソフィが出した招待状により、不思議なめぐり合わせを果たす。

ドナの大親友、ロージー(左)とターニャ(右)。大昔の元カレが一度に三人も現れて混乱するドナを、3人のバンドの十八番である思い出の曲とともに慰める。

手を取り合うソフィと、恋人のスカイ。結婚を控える二人の影が映る大道具は本家を忠実に再現し、WICK史上最も高さのある作品に!

島のしきたりにしたがい、「見つけると幸せな結婚生活が送れる」という真珠のネックレスを探しに海へ向かう新郎のスカイ(中央)と男衆。もちろんそのあとは大騒ぎして「へべれけ」になる予定。

1幕の終わりを飾るのは、ミラーボールが輝くフロアでのダンスパーティ。テーマは「狂乱」!照明の下で汗をかきながら踊り狂う、体力勝負のシーン。

2幕冒頭、父親探しに頭を悩ませるソフィの悪夢の中で幽霊たちが歌い踊る。
不気味で人間離れした動作と小道具班が制作した仮面がポイント!

お互いのことを本当は想っているのに、素直に気持ちを伝えられず激しくすれ違うドナとサム。二人の表情が対照的。

大人の魅力あふれるターニャに島の男の子たちは大興奮・・!特に出会った当初から熱い視線を注いでいたペッパー(中心)は、彼女の前でアクロバティックなダンスを披露!

フランスでのハリー(左)との懐かしい出会いに思いを巡らすドナ。
今は違う道を歩む二人が、幸せな記憶を確かめ合う。

結婚式の朝、ソフィのウェディングドレスの着付けを手伝うドナ。
優しい眼差しは娘を想う母そのもの。客席ではお母様方のすすり泣く声も・・

一人佇むビルにロージーが猛アタック。強く頼もしい彼女に、ずっと身軽に、ある意味では孤独に生きてきたビルもまんざらではない様子で・・!?

結婚式に参列した島の住民たち。目を丸くしたその視線の先には・・
(実は4人用のベンチに6人でぎゅうぎゅうに座っていたのは内緒)

紆余曲折を経て本当の自分を見つけたソフィ。
愛する人と新たな世界へ旅立つ二人の表情は晴れやか!

ドナ・ターニャ・ロージーを筆頭に全員が華やかな衣装に身を包み、フィナーレへ!

アンコール曲での男性キャスト達。革靴で挨拶代わりのスタージャンプを披露!
今回は驚くべき演出として、アンコール曲用に観客の皆さんにペンライトが配布されました。↑の写真でも黄色や青、赤の光が客席から覗いていますね。
なんとこれはキャストには内緒で準備された、脚本演出担当の粋な計らいでした(泣)
カラフルなペンライトで埋め尽くされた会場を前に踊るアンコールの舞台は、
キャストにとって一生忘れられない舞台になりました。
ご来場いただいた皆様・応援してくださった皆様には改めて感謝をお伝えしたいと思います。
公演のダイジェスト動画は、もしかすると今後公式YouTubeに上がるかもしれません。
未定ではありますが、公開の折にはぜひぜひご覧ください!
② 裏方紹介
さて、これまでご紹介した夏公演の様子には、主に舞台にのるキャストに焦点が当たっていました。しかし、公演を支えているのはキャストだけではありません。
舞台に上がらずともなくてはならない役割を果たしている「裏方」メンバーの大きな活躍で舞台は成り立っているのです!
前提として、当団では公演ごとにキャストとして参加するか、裏方として参加するかを選ぶことができます。一方で、キャストを務めていても裏方の仕事を請け負うことも多々あります。裏方の種類は、以下の図の通りです。

青色の線で囲まれている「舞台班」と、紫色の丸で囲まれている「技術班」のメンバーが、主に裏方と呼ばれています。特に「技術班」はキャストとの兼業ではなく裏方専任として舞台製作に携わる場合が多いです。
もちろん舞台班の中にも、キャストの衣装作成・調達に命を懸けている団員や、たった一人でハイクオリティな小道具を作り上げてしまう団員、授業もそこそこに連日暑い中大道具制作に通いつめる団員など、頼もしい裏方専任メンバーがたくさんいます泣
舞台を裏から支えることにこだわりと熱意をもって、創意工夫を重ねながら舞台の世界観を作り上げています。
数人にやりがいを聞いてみると、「自分が作った衣装や小道具を身につけてキャストが舞台に立っているのを見たときの達成感が素晴らしい!」とのこと。
とっても魅力のある、なくてはならない存在ですね!
ところで、現在行われている秋新歓は本日で締め切りを迎えます。
先ほど紹介した裏方をやってみたい人も、キャストとして舞台に立ちたい人も大歓迎です!
自分の得意や興味関心を活かして、素敵な舞台をつくりませんか?
力を合わせて完成させた舞台は、お客様だけではなく、あなたの心に灯りをともしてくれるはず。ご連絡、お待ちしています。
詳細は公式SNSを確認してくださいね。それでは!
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